加藤建築について

初代(加藤勇男)が加藤建築として山形市にて木造建築の設計施工に携わり、50年余りになります。その間、山形の住宅建築の技術を担う大工として多くの弟子を育てて参りました。

2019年に株式会社加藤建築として法人化し、同時にSTORAGE一級建築士事務所を開設しました。大工を継いだ長男と設計士の次男共で、各々が育んできたものを基にこれからの住宅や地域環境において実践して参ります。

加藤建築-STORAGE-は、高度経済成長期以降の過度な新建材化への反省を経て、もう一度、地域産材の使用や伝統的な技術に対するこだわりを、企画から設計・施工を通して大切に育てていきたいと思います。必要な性能を条件としてしっかり踏まえたうえで、できる限り地域の在来技術とデザイン・素材で風土に合うものをつくっていきたいと考えております。

 

社長挨拶

代表取締役 加藤勇紀

山形県は同居率が高く家の平均面積が広いことから、家族状況の変化で未使用の空間が多かったり、敷地内の付属屋が開かずの物置になっていたりするのもたびたび目にします。家づくりには、実に様々な選択の可能性があり、その都度よく状況とご希望のお話しを聞くようにしています。例えば必要のなくなった2階部分を解体して平屋にしたり、敷地内同居(はなれ住居)の提案をしたり、新築においても間仕切りの無いプランで建て、子供の成長に合わせて自由に間仕切りができるようにしたりといったこともあります。
最近では、働き方改革や在宅勤務の増加によって、自宅で過ごす時間も増えてきているなかで、これからは益々住まいの質が問われることになっていくと思います。
・庭の畑でとれた野菜でバーベキューがしたい。
・小さくても素敵な書斎が欲しい。
・キッチンにこだわりたい。
・無垢の木を多用したい。
・薪ストーブやペレットストーブで冬を過ごしたい。
・壁一面の本棚が欲しい。

新築はもちろん、既存の母屋を直して住むのか、建て直すのかどちらが良いのか分からない、等々、お話しを聞きながらお互いに最適な方向を見つけて、計画し、お気に入りの住まいをつくり、守り育てる。それが私たちの仕事であり、家づくりに寄せる思いです。

 

スタッフ紹介

加藤勇紀(1971年生)
担当:大工・現場管理
好きなこと:映画・サウナ

加藤英司(1974年生)
担当:設計・監理
好きなこと:スキー・キャンプ

加藤勇男(1944年生)
担当:大工の親方
好きなこと:山菜採り・どじょう

大泉泰一(1982年生)
担当:大工
好きなこと:野外音楽フェス

加藤真理(1979年生)
担当:事務
好きなこと:家庭菜園・キャンプ・文鳥

長利咲代子(1998年生)
担当:工務
好きなこと:カメラ